こんにちは。
「株のデイトレード」に興味はあるけど、具体的にはどうやってるの?
という疑問をお持ちではないですか?
「デイトレード」とは
デイトレードとは、同一銘柄を買ったその日のうちに売却もしくは、売りから入ってその日のうちに買戻し、ポジションを翌日に持ち越さない投資手法です。
(松井証券ホームページより引用)
その「デイトレード」は、「時間軸」で考えると「3つの手法」があります。
今回は「3つの手法」と、それぞれの「メリット」「デメリット」を深堀りしていきたいと思います。
そして、「デメリット」の「対策」も考えてみました。
結論から言うと、
ポイント
私たち主婦には「トレンドに合わせ、自分のタイミングでの売買」がオススメです。
すみません、ちょっと何のことだかわからないですよね。
この後、詳しくご案内させていただきますね。
この方法のメリットです。
GOOD
日中、忙しい方でも「デイトレード」ができます。
GOOD
俊敏さがなくても「デイトレード」ができます。
GOOD
適切にリスクを取りながら利益も伸ばせます。
こちらが今回の目次です。
見たい見出しをクリックすると、ジャンプしますよ。
よかったら、最後までおつきあいをよろしくお願いします。
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1. 3つの手法
まずは3つの手法をご紹介します。
時間軸の長い順番に、
です。
それでは順番に見ていきましょう。
①「寄り成り注文」で買い、「引け成り注文」で売る
相場が開く前に設定できますので、忙しい皆さまでも「デイトレード」ができますよ。
朝の相場が始まる前に、「寄り成り注文(買い)」と「引け成り注文(売り)」の両方の注文を出してしまいます。
その日の「寄り値」と「引け値」で売買をしますので、デイトレードの中では最も時間軸が長くなります。
②「トレンド」に合わせ、自分のタイミングで売買
日中、値動きを監視できる方向けです。
相場を観察し、上昇しそうだと思ったら買います。
そして利益が出たり、損失が出たりしたタイミングで売る方法です。
この方法が一般的かもしれませんね。
③「スキャルピング」
カリスマデイトレーダーのテスタさんもやっておられます。
数秒から数分単位で売買を繰り返し、少額の利益を積み上げていく方法です。
では、それぞれの「メリット」、そして「デメリット」及び「対策」を見ていきましょう。
2.「寄り成り注文」で買い、「引け成り注文」で売る場合
①「メリット」
1. 日中、相場を見なくていい
「寄り成り注文」「引け成り注文」を同時に入れておくだけです。
日中は何もしなくてOKなので、ずっとパソコンの前にいなくて済みます。
これだけで、トレードができてしまうなんて!
日中に時間がない方には嬉しいですよね♪
2.大きく利益を取れる可能性がある
小さな値動きに反応して、あわてて売ってしまうことがありません。
ですので、大きな利益を狙える可能性があります!
②「デメリット」
1. 自分の想定外の売買価格になる可能性がある
「寄り成り注文」なので、「想定外に高い金額」で買うことになったり、
「引け成り注文」なので、「もっと高い価格の時に売りたかった」となったり
思い通りに行かない可能性があります。
初心者にはむずかしいですね。
2.「寄り値」より「引け値」が低いと損失が出る
例えば、好材料が出て
「明日は上がりそう」と思える銘柄があるとします。
そして予想通り前日より上昇スタートしたとしても、朝の勢いが強すぎる場合があります。
そうすると徐々に利益確定の売りが出たりして、相場が終了するころには「寄り値」より下がっていることがよくあります。
せっかく上昇を取りに行ったはずが、損失で終わるという悲しい結果です。
楽ちんなようで、なかなかうまく勝たせてもらえませんね。
③「対策」
「IFDOCO(イフダンオーシーオー注文」を入れる
そんな時の対策がこちらです!
ポイント
「IFDOCO注文」を「指値」で出す方法です。
こちらの画像をご覧くださいませ。
(提供 SBI証券ホームページ)
例えば、9,000円で100株を買いたいとします。
「買い注文」 9,000円に加え
「利益確定」 9,500円と
「ロスカット」 8,700円の
両方を「売り注文」で出すことができるのです。
※「IFDOCO注文」は「成行き注文」もできますが、今回の対策では「指値注文」にします。
GOOD
利益をしっかり取れて、リスク管理もできちゃう「いいとこどり」の方法です♪
GOOD
しかも自分で金額を設定できるので、計画も立てやすいです!
GOOD
もちろん、「取消」や「変更」もできますよ。
めちゃくちゃ安心で、ありがたい方法ですね。
注意ポイント
※急騰や急落など、需給のバランスによって「注文した金額」で売買が成立しない可能性もあります。
あまり、値動きの激しい銘柄は避けた方が安心ですね。
さらに詳しく
「IFDOCO注文」は、こちらで詳しくご紹介しています。
よかったらご覧くださいませ。
3.「トレンド」に合わせ、自分のタイミングで売買の場合
①「メリット」
1. 相場の「トレンド」を見ながら、「トレード」ができる
日経平均の値動き
売買が盛んな銘柄
上昇している業種
その日の状況を見ながらトレンドに合わせて銘柄を選んだり、エントリーのタイミングを見計らったりできますね。
2. 少しの上昇局面でも利益を出せる
1日を通して見たら「下落銘柄」であっても、一瞬の反発にうまく乗れば、利益が出せます!
②「デメリット」
1. 一瞬の下げに反応してしまい、大きな利益を逃す可能性がある
「上昇トレンド」なのに、一瞬の下げに反応してしまうことがよくあります。
そうすると、大きな利益を取り逃がすどころか、「ロスカット」してしまう可能性すらあります。
私がよくやってしまう失敗なんですよね・・・。
2. 日中、パソコンの前で作業が必要
相場を観察し続けるので、時間が拘束されます。
目も疲れますね~。
しかも、こんなお悩みはありませんか。
細かい値動きにハラハラしたくない
日中の値動きが気になるが、ずっと監視できない
大きく損失を出すのが怖い
③「対策」
「OCO(オーシーオー)注文」を入れる
そんな時にオススメの対策はこちらです。
ポイント
「売り注文」に「OCO注文」を出す方法です。
先ほどは「買い注文」と「売り注文」を同時に入れましたよね。
今度は、
「買い注文」 ⇒ 自分のタイミングで出します。
「売り注文」 ⇒ 「OCO注文」で出します。
こちらの画像をご覧くださいませ。
(提供 SBI証券ホームページ)
例えば、9,000円で100株を買ったとします。
「利益確定」 9,500円と
「ロスカット」 8,900円の
両方を「売り注文」で出しておく方法です。
なかなか「ロスカット」に踏み切れない
そんな時にもとても心強い味方です。
GOOD
利益をしっかり取れて、リスク管理もできちゃう「いいとこどり」の方法です♪
GOOD
もちろん「取消」や「変更」もできるので安心です。
GOOD
しかも「OCO(オーシーオー注文」を入れておけば、家事やちょっとした用事もできますね♪
注意ポイント
※急騰や急落など、需給のバランスによって「注文した金額」で売買が成立しない可能性もあります。
あまり値動きの激しい銘柄は避けた方が安心ですね。
参考
もっと詳しく知りたい場合はこちらをご覧くださいませ♪
4.「スキャルピング」の場合
①「メリット」
1. 大きな損失を出すリスクが少ない
「スキャルピング」は、数秒~数分の売買を繰り返す方法です。
1回の売買で大きな利益は取りにくいですが、大きな下落にも巻き込まれにくくなります。
そうすれば、ドカンとやられる心配が減りますね。
2. 精神的ダメージが少ない
大きな損失が出にくいということは、精神的にもダメージを受けにくいですよね。
常に淡々と作業できれば、平常心に近い状態でトレードできると思います。
②「デメリット」
1. 俊敏さが求められる
利益をコツコツと取りにいかなければいけません。
1日に何十回、何百回と「トレード」をします。
ですので、頭と体の反応の良さが必要ですね。
2. 日中、パソコンの前で作業が必要
日中はずっと売買を繰り返します。
疲れますし、時間も拘束されますね。
③「対策」
時間軸の長い「トレード」に変更する
若い方や機敏な方はパパっとできちゃうのかもしれませんね。
私も憧れますが、判断力や動作が鈍いのでムリです。
私のような方は、もう少し時間軸を長くしましょう。
5. だから「デイトレード」がオススメ!
それでは、こちらも見ていきましょう。
① 大暴落に巻き込まれにくい
「アメリカ市場が下げた」などの影響で、翌日に日本の株価も下がることがよくありますよね。
そんな時に、自分の持っている銘柄も一緒に下げたら悲しいですね。
ですが「デイトレード」なら何も保有していないので、その心配がありません。
そもそも下げそうな日はトレードをお休みすれば、損失はゼロで済みますね。
② 少ない資金で始められる
ポイント
「デイトレード」の「信用取引」の「日計り信用」を利用すれば、同じ資金を使って何度でも同じ銘柄を売買できます。
メモ
※「日計り信用」はSBI証券の「信用取引」の方法です。
例えば松井証券では、「一日信用」と呼ばれています。
(提供 松井証券ホームページ)
少ない資金で何度も取引できますのでありがたいですね。
③ 銘柄を分析する必要がない
「今後の売上や利益はどうなるのか」
「この業種は今後、成長するのか」
など、難しいことを考えなくても大丈夫です。
実は他にもオススメの理由はたくさんあるんです。
今日、注目されている銘柄に投資するだけですので、事前の準備はグッと少なくて済みますよ♪
さらに詳しく
6. まとめ
いかがでしたか。
「これなら私にもできそう」と思っていただけましたでしょうか。
ポイント
私たち主婦の「デイトレード」は、「トレンドに合わせた時間軸での売買」がオススメです。
① 自分のタイミングで購入する
② 同時に「OCO(シーオー注文)」を入れる
相場を見ながら、自分のタイミングで購入します。
購入できたら同時に「利益確定の売り注文」「損切りの売り注文」を入れましょう。
GOOD
状況や気持ちが変わっても、すぐに変更できるので安心です。
また、
ポイント
日中、相場を観察する時間がない方は、「IFDOCO(イフダンオーシーオー注文」を入れる方法もあります。
こちらは、「買い注文」「利益確定の売り注文」「損切りの売り注文」をすべて同時にできる方法でしたね。
ですが、こちらは上がりそうな銘柄を正確に選ぶスキルが必要です。
つまり、相場を読む力がついていないと難しいのです。
初心者の私たちは、もう少し慣れてから挑戦した方がいいかもしれませんね。
これをきっかけに、少しでも「デイトレード」に興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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