こんにちは。
米国債券シリーズも、今回で3回目になりました!
1回目は、「債券」についてざっくり解説、
2回目は、「債券」への投資方法は3種類あるとお伝えしました。
3種類とは、「個別の債券」と「米国債券ETF」、「投資信託」ですね。
そして3回目は、人気の「米国債券ETF」の商品をご紹介します。
「米国債券ETF」の、どの銘柄に投資をすればいいのかわからない。
そんな皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
今回は、代表的な3つのETFを選んでみました。
「BND」・・・「債券ETF」の中で「純資産総額」が一番大きいです。
「LQD」・・・ミドルリスク、ミドルリターンでバランスがいいです。
「HYG」・・・リスクを取って、利回りを上げたい方向けになります。
この記事をご覧いただくことで、
GOOD
「BND」「LQD」「HYG」の特徴や違いがわかりますよ!
こちらが今回の目次です。
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もし、画像が小さくて見えにくい場合は、下記のように「マウス」でコントロールしてみてくださいね。
よかったら、最後までおつきあいをよろしくお願いいたします。
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1.「債券ETF」の特徴
まずは、さらりと「債券ETF」の特徴を見ていきましょう。
上場しているので、「株」と同じように取り引きができます。
複数の「発行体」に投資するので、リスク分散できます。
「NISA」で投資できます。
「株」と同じように値動きがありますが、「債券」投資は「株」よりリスクが低いと言われています。
しかも2024年から「新NISA」が始まります。
「債券ETF」なら売買が簡単です。
これで「債券」も投資候補の1つにできますね!
2.「債券ETF」【BND】【LQD】【HYG】を比較
ここからは「債券ETF」の銘柄を比較していきますね。
・ 「純資産総額」が大きい人気の銘柄
・「ローリスク」「ミドルリスク」「ハイリスク」から1つずつ
ということで、3つ選んでみました。
「BND」「LQD」「HYG」です。
「BND」が一番リスクが低く、「LQD」、「HYG」と続きます。
その代わりにリターンも「BND」が一番低いです。
次が「LQD」、そして「HYG」が一番リターンを狙えます。
※2023年4月24日現在の内容です。
「分配利回り」は変動しますので、ご了承くださいませ。
もっと詳しく
「分配利回り」につきましては、こちらのホームページがわかりやすいですよ♪
3.「債券ETF」【BND】【LQD】【HYG】の特徴
ここからは、1つずつの銘柄の特徴を見ていきますね。
①「BND」
「BND」の主な特徴です。
・米国債券ETFの中で、一番「純資産総額」が大きい
・米国の債券市場全体と同じ値動きを目指す
・ローリスク・ローリターン
これ1つで米国の債券市場全体に投資できます。
何か「債券」に投資してみたい♪
とりあえず何か1つ選ぶなら、「BND」から始めるのもいいかもしれませんね。
メモ
「純資産総額」につきましては、こちらのホームページを参考にしています。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分をご覧くださいませ。
「分配金回数/年」が「12」、つまり毎月分配金が出るということですね。
「分配利回り」は「2.62%」です。
「経費率」は「0.03%」! 安いですね。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分には、ファンドの概要が書かれています。
緑で囲った部分が「騰落率」です。
直近1年では「ー1.26%」です。
ここのところ金利が上昇していたので、債券価格は下落しましたね。
そして設定来では、「59.96%」です。
ここで注意すべきは、「分配金再投資後の基準価格の騰落率」というところです。
つまり「分配金」を投資にまわさなければ、もっとリターンが低いです。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
青いラインが「BND」、赤いラインが「NYダウ」です。
コロナショックでも、下げるどころか上がりました。
ですが、昨年は「株」と一緒に下がっています。
とは言え、「BND」は値動きが比較的マイルドですね。
②「LQD」
「LQD」の主な特徴です。
・ドル建てで発行されている社債1500銘柄以上で構成されている
・投資適格社債(信用力が高い社債)で構成されているので、運用は比較的安定している
・ミドルリスク・ミドルリターン
リスクはなるべく取らず、そこそこのリターンも狙いたい♪
そんな時にいいかもです。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分をご覧くださいませ。
「分配金回数/年」が「12」ですので、こちらも毎月分配金が出ますね。
「分配利回り」は「3.47%」、「BND」より高いです。
「経費率」は「0.14%」です。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分には、ファンドの概要が書かれています。
緑で囲った部分が「騰落率」です。
直近1年では「ー1.06%」です。
こちらも直近では下落ですね。
そして設定来では、「147.18%」です。
ここでも注意すべきは、「分配金再投資後の基準価格の騰落率」という点です。
つまり「分配金」を投資にまわさなければ、もっとリターンが低いです。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
青いラインが「LQD」、赤いラインが「NYダウ」です。
「NYダウ」は上下の幅が大きいですが、「LQD」は一番大きく下げても20%以内ですね。
③「HYG」
「HYG」の主な特徴です。
・ハイイールド債(格付けが低く、元本割れリスクがあるので高利回り)の社債で構成されている
・個別で買うのはリスクが高いが、ETFならリスク分散ができる
・ハイリスク・ハイリターン
元本割れしてもいいから、利回りは高い銘柄がいい♪
そんな覚悟のある投資の時にはいいかもしれませんね。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分をご覧くださいませ。
「分配金回数/年」が「12」ですので、こちらも毎月分配金が出ます。
「分配利回り」は「5.52%」、とても魅力的に見えちゃいますね。
「経費率」は「0.48%」と高めです。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
オレンジで囲った部分には、ファンドの概要が書かれています。
緑で囲った部分が「騰落率」です。
直近1年では「ー1.32%」です。
こちらも直近では下落ですね。
そして設定来では、「100.39%」です。
ここでも注意すべきは、「分配金再投資後の基準価格の騰落率」という点です。
つまり「分配金」を投資にまわさなければ、設定来投資で元本割れです。
(提供 「SBI証券」ホームページ)
青いラインが「HYG」、赤いラインが「NYダウ」です。
こちらは20%以上、下げているところもあります。
やはり、ハイリスク・ハイリターンですね。
4. まとめ
お疲れ様です。
今回は、「米国債券ETF」の「BND」「LQD」「HYG」をご紹介しました。
「米国債券ETF」は、「株」と同じように取り引きができます。
「米国債券」に投資してみたいけど、何を買えばいいのかわからない
「株式投資」以外の投資先を探している
という方は、まずは「米国債券ETF」から始めてみられてはいかがでしょうか。
これらは、いずれも「純資産総額」が大きい人気の銘柄です。
「BND」・・・「債券ETF」の中で「純資産総額」が一番大きいです。
「LQD」・・・ミドルリスク、ミドルリターンでバランスがいいです。
「HYG」・・・リスクを取って、利回りを上げたい方向けになります。
ご自身のリスク許容度に合わせて選んでみてくださいね。
よかったら、次回もぜひよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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お願い
★未来のことは誰にもわかりませんよね。
投資は自己責任でよろしくお願いいたします。
★2023年4月現在の情報です。
状況は変わる場合がありますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
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