こんにちは。
「債券」に投資するには、
1つ1つの個別の「債券」に投資する方法
複数の「債券」にまとめて投資する「債券ETF」を買う方法
複数の「債券」にまとめて投資する「投資信託」を買う方法
があります。
この中で、今回は個別の「債券」と「債券ETF」に注目してみました。
この記事をご覧いただくことで、
GOOD
個別の「債券」投資と「債券ETF」投資、それぞれの特徴がわかりますよ。
「債券」投資は、こんな方にオススメです。
今回は、「債券」シリーズの第二弾です。
ご参考まで♪
第一弾では、「債券」の基礎知識をご紹介しています。
よかったら、ご覧くださいませ。
こちらが今回の目次です。
【表示】をクリックして、見たい見出しをクリックするとジャンプしますよ!
※この記事は、「米国債券」に投資する前提で作成しております。
よかったら最後までおつきあいをよろしくお願いいたします。
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1.「債券」とは
まずは、「債券」について確認しましょう。
ポイント
「債券」投資では、国や企業にお金を貸し、定期的に利子をもらうことができます。
国が発行する債券を「国債」、企業が発行する債券を「社債」と呼びます。
満期償還日まで待てば、発行するときに決められている額面金額が戻ってきます。
※「ゼロクーポン債」と言って、「額面金額」より安く買えるかわりに、利子がない「債券」もあります。
「債券」の特徴につきましては、よかったら第一弾をご覧くださいませ。
ご参考まで♪
「債券」の基礎知識は、こちらでご紹介しています。
2.「債券」に投資する方法
「債券」に投資する方法のうち、今回は
① 個別に投資する「債券」
② まとめて投資する「債券ETF」
について、深堀りしていきますね。
「債券」と「債券ETF」を区別するために、
ここからは、①個別に投資する「債券」⇒「個別の債券」と呼ばせていただきます。
よろしくお願いいたします。
①「個別の債券」
「個別の債券」は、2種類あります。
「新発債(しんぱつさい)」⇒ 新しく発行される「債券」です。
「既発債(きはつさい)」 ⇒ 既に発行されている「債券」です。
引用元:「SBI証券」ホームページ
引用元:「SBI証券」ホームページ
「新発債」も「既発債」も、「額面金額」は決まっています。
ですので、
ポイント
「個別の債券」は、
・満期償還日まで待てば、「額面金額」の償還が保障されます。
・決まった利子を受け取れます。
ただし「既発債」は、「購入するときの金額」と「額面金額」の差が大きい場合があります。
注意ポイント
「既発債」は「額面金額」より高い価格で購入し、満期償還日を迎えると元本割れします。
利率や利回りだけでなく、満期償還日にはいくら戻ってくるのかもチェックしましょうね。
②「債券ETF」
続きまして、「債券ETF」を見てみましょう。
「債券ETF」は、複数の「債券」にまとめて投資する方法です。
引用元:「SBI証券」ホームページ
ポイント
「債券ETF」は
・株と同じように取り引きができます。
・売買がしやすいので、「値上がり益」も狙えます。
・デフォルトリスクが低いです。
複数の銘柄に投資することで、デフォルト(債務不履行)のリスクを分散できます。
3.「個別の債券」と「債券ETF」を比較
ここからは、「個別の債券」と「債券ETF」を比較していきますね。
それでは上記5項目につきまして、1つずつ見ていきましょう。
発行体
発行体とは、債券の発行元です。
「個別の債券」は、1つの発行体に投資します。
「債券ETF」は、複数の発行体にまとめて投資します。
売買のしかた
「個別の債券」は、店頭取引です。
証券取引所を通さずに、証券会社と直接取り引きをします。
「債券ETF」は上場していますので、株と同じように取り引きができます。
満期償還日
「個別の債券」は、満期償還日に「額面金額」が戻ります。
「債券ETF」は、「投資信託」ですので「満期償還日」がありません。
デフォルトリスク
「個別の債券」は、1つの発行体に投資しています。
⇒ その発行体に何か不都合があれば、デフォルトリスクが発生します。
「債券ETF」は、複数の発行体に投資しています。
⇒ 1つの発行体に不都合があっても、全体でカバーできています。
NISA
「個別の債券」は、残念ながら「NISA口座」では購入できません。
「債券ETF」は、「NISA口座」でも購入できます。
4. まとめ
いかがでしたか。
今回は「個別の債券」と「債券ETF」をご紹介しました。
「個別の債券」と「債券ETF」、それぞれのメリットはこちらです。
「個別の債券」のメリット
額面金額が、満期償還日に償還される
決まった利子を受け取れる
途中の値動きを心配しなくていい
デフォルトリスクの低い発行体に投資すれば、安定した投資ができますね。
続きまして、「債券ETF」のメリットを見てみましょう。
「債券ETF」のメリット
「デフォルトリスク」が低い
「株」のように手軽に取り引きができる
「NISA口座」で運用できる
「株」のように、手軽に取り引きができるのが魅力的ですね。
皆さまはどちらに投資したいですか。
それぞれの良さがあるので、選ぶのがむずかしいですよね。
もちろん、両方に投資するのもありですよ!
よかったら、これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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お願い
★未来のことは誰にもわかりませんよね。
投資は自己責任でよろしくお願いいたします。
★2023年3月現在の情報です。
状況は変わる場合がありますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
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